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むつみ会

九州新幹線開通、そんない浮かれて大丈夫?その7

九州新幹線開通の話から始まって、市場経済、コンピューター、文化や家族の話まではるばる遠くへ来た感がある。しかし「時間の飛躍的な短縮」は近代いやこの50年ほどの現代文明を、長い人類史のなかで際立たせる一大テーマなのだ。単に移動手段のスピードアップの話のままではとどまりようもない。

近代文明を一言でいえば富国強兵の歴史である。宗教改革や一元論などの歴史の偶然がヨーロッパの一角で重なって、白人たちは産業革命の向こうに「無限の富」という見果てぬ夢を見ようとした。無限の富を追って、近代国家をつくり、徴兵という、とてつもなく安上がりで、とてつもなく大がかりな軍隊をつくった(それまでの国家間戦争は数千人単位だったのが、数万から数十万人単位へ膨れ上がった)。

無限の富などあるはずもない。程々にという知恵があったればこそ人類は百万年も長生きしてきたのに、彼らは飽くこともなく鉄砲を担いで世界を征服しようとした。彼らの欲望を満たすには、地球の広さを克服することは一つの大いなる悲願だった。欲望は外へ外へと膨張拡大し、植民地時代が始まり、2度の大戦の果てに終わった・・・。

大戦は終わったが、その後に市場経済戦争という「静かなる戦争」が始まった。静かでもそのバイオレンスレベルはけた違いだ。人間だけでなく自然を、モノだけでなく心を収奪しはじめた。又地球上の陣取りレースが行き詰るや、金融というバーチャル空間をつくり、「静かなる戦争」の覇権争奪戦となった。それら一連の歴史のカギを握ったのが「スピード」だった。

Noda sigeharu




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